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赤ちゃんと家で引きこもりの毎日!孤独な育児生活から抜け出す方法

赤ちゃんと家で引きこもりの毎日!孤独な育児生活から抜け出す方法

「引きこもり育児」って聞いたことがありますか?それはどんな状態をいうのでしょうか。ここでは引きこもり育児の原因や赤ちゃんへの影響、そこから抜け出すためのヒントなどを考えていきます。この記事で引きこもり育児に悩むすべての人のお手伝いができれば嬉しいです。

引きこもり育児になる原因とは?

赤ちゃんと2人の時間が長すぎる

近年「引きこもり育児」というものが増えてきています。これはママと赤ちゃんがほぼ自宅で過ごし、外遊びや家族以外の人との関わりが少ない状態を指します。

日本では3歳を過ぎるとほとんどの子どもが幼稚園や保育園に入園することもあり、引きこもり育児は主に0歳の赤ちゃんから入園前の3歳児までに多いようです。

引きこもり育児になる理由は様々ですが、その一つとして、家事と育児でいっぱいいっぱいのママが外出や人づき合いする余裕もなくなってしまい、赤ちゃんと2人きりの時間が長くなることが考えられます。

子育ては毎日が待ったなし。ママと赤ちゃんが一緒にいることが多いのはしかたのないことですが、その状態があまり長すぎると精神的に追い込まれてしまうことがあるのです。

周りに協力してくれる人がいない

パパのお仕事が忙しく、ほとんどひとりで子育てをしているママは「パパは家族のために一生懸命働いてくれているのだから、あまりわがままは言えない」とひとりでがんばろうとします。でも、誰も支えてくれる人がいない子育ては辛いですよね。

そんな「周りに協力してくれる人がいない」というのも、引きこもり育児が増えている原因です。泣いてばかりいる赤ちゃんと一日中孤独に向き合うのは心身ともに疲れます。しかし周囲には誰もいないのですから、ママががんばるしかありません。

「逃げたくても逃げられない」「手伝ってほしくても誰もいない」という不安から、そのまま家の中に引きこもってしまうママが増えています。疲れ果てて外出する気力がなくなってしまうのです。

コミュニケーションが得意ではない

赤ちゃんが外で遊んだり色々な場所に出かけたりすることが大切なのは分かっていても、外に出て誰かと話したりするのがどうしても苦手なママもいますよね。そういうコミュニケーションが得意ではないママも、引きこもり育児になりがちです。

ママ友とおつき合いをする必要がないと思っているわけではなく、悩みを相談したり子育ての情報を教えてもらったりするためにも、色々な人とのコミュニケーションが必要なのは十分承知しているのです。しかしどうしても苦手…。

そういうジレンマに悩みながらも、ついつい引きこもり育児になってしまっています。誰かとコミュニケーションをとる面倒よりも、お家に引きこもって赤ちゃんと過ごすことを選んでしまうのですね。

引きこもり生活が赤ちゃんに与える影響

動きに制限ができ体力がつかない

外で遊ぶのと家の中で遊ぶのとでは、赤ちゃんの疲れ方が全然違います。引きこもり生活をしながら家の中ばかりで過ごしていると、どうしても運動量が少なくなり動きも刺激も制限されてしまいますので、なかなか体力がつきません。

家にいるうちはそれでも不便を感じないのですが、成長し幼稚園や保育園に入園すると、体力がない子どもは苦労します。みんなで同じ活動をしなくてはいけない時間に、極端に遅れてしまったり最後まで続けられなかったりするかもしれません。

体力がついていないことで、頻繁に保育園や幼稚園をお休みするようになったり、運動会や発表会などの行事についていけなくなったりすることもあります。すぐにバテて機嫌が悪くなり、かんしゃくを起こしやすくなることも考えられます。

ママのストレスが伝わり不安定になる

家の中で過ごす時間が長いと、誰でもストレスが溜まってしまうものです。けれど、そうしたママのストレス状態が継続したまま引きこもり育児を続けていると、赤ちゃんの精神面に悪影響を及ぼして、情緒不安定になってしまうことがあります。

赤ちゃんは自分の意思で外の空気を吸うことはできませんし、落ち着く場所へ移動することもできません。つまりストレスを低減する手段がないのです。不機嫌なママと2人きりで家から一歩も出られない状況になれば、ママのストレスがそのまま伝わり、赤ちゃんが情緒不安定になるのもうなずけますよね。

赤ちゃんが情緒不安定になると、ママはさらに追いつめられてもっとストレスが溜まります。こうしてストレスの悪循環が始まります。

外の刺激は赤ちゃんの成長には不可欠

赤ちゃんどうしのコミュニケーションは、パパやママとのコミュニケーションとは違う刺激を与えます。まだうまく話せない赤ちゃんでも、歳の近い赤ちゃんの行動を見てまねをしたり、興味を示して近づいたりといった行動はよく見かけます。

また、外に出ると太陽がまぶしかったり風が吹いていたりなど、視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚などの五感を使って感じられる刺激がたくさんあります。歩く、走る、跳ぶなどの体の使い方を学ぶこともできますね。

このように赤ちゃんは多くの場所で色々な人やものと触れ合うことで、環境に応じた行動力を身につけていきます。つまり外の刺激は不可欠なのです。引きこもり生活でその機会を赤ちゃんから奪ってしまうのは、とても残念なことです。

引きこもりの毎日から抜け出すために

地域で行われている子育て支援などを知る

ママの体調がすぐれない場合は、地域で行われている子育て支援や代行サービスなどを利用し、まずは赤ちゃんだけでも外に出してみましょう。赤ちゃんと離れる時間を持つだけで精神的に楽になることを実感しているママはたくさんいます。

地域で行われている子育て支援としては「ファミリーサポート」があります。ファミリーサポートとは、地域に住んでいる子育てを手伝いたい人と手伝いをしてほしい人の仲介をする公的支援団体です。

代行サービスには、ハウスクリーニングやベビーシッターなどの「家事代行サービス」や、パパやママが送迎できないときに代わりに送迎をしてくれる「送迎代行サービス」、病気の赤ちゃんを自宅でケアしてくれる「病児保育代行サービス」などがあります。
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