産後ママの24時間続く育児に。心と体の「しんどい」を癒すセルフケア
自分を労わり、ストレスと上手に付き合おう
睡眠不足と闘う!眠り方や質を見直す
生れたばかりの赤ちゃんは大人のように昼夜の区別がなく、長い時間まとめて眠ることができません。環境に少しずつ慣れて昼夜の区別がつき、夜にまとまって眠るようなリズムができてくるのはだいたい生後3~4カ月ころからと言われます。そのため、ママも赤ちゃんの睡眠リズムが整ってくるまでは日々睡眠不足の闘いでしょう。
ただ、産後はママの体調もまだ万全ではない中、慢性的な睡眠不足が続けば注意力や集中力が低下するばかりでなく、頭痛やめまい、ひいては産後うつなどにも発展する可能性もありますから、「みんな我慢しているのだから、これぐらい大したことはない」と無理を重ねてしまうことは禁物です。
赤ちゃんの生活サイクルに合わせていると、妊娠前のように「好きなときに、好きなだけ眠る」ことはどうしても難しくはなりますが、以下の記事では細切れでも意識的に休息を取り入れることのすすめや工夫のヒントが紹介されていますよ。
寝不足のなかの新生児育児。新米ママの最初の壁はこうして乗り越える - teniteo[テニテオ]
出産を終えるとすぐにスタートするのが赤ちゃんのお世話です。ママの体調が万全に整っていなくても待ってはくれないので本当に大変な時期だともいわれています。特に、自宅に戻ってからはさらに大変さが増します。今回は、新米ママの新生児育児についてみてみましょう。
産後ママにも「冷え」は大敵!温活のすすめ
産後はホルモンバランスの変化で冷えを感じやすいといわれ、その冷えを放っておくと母乳の出が悪くなるだけでなく、肩こりや頭痛、代謝低下による産後太りなど様々な不調につながるケースもあるようです。
そこで以下の記事では「産後ママにこそ『温活』を!」と、teo'sライターのMAKAさんがご自身の療養生活の中で身に着けた食事面の温活方法を紹介してくれています。
野菜や飲み物を摂るときのちょっとしたコツはすぐに実践できるものばかりですが、これらを意識した生活を数年続けているMAKAさんは実際に以前に比べてずいぶん冷えが気にならなり、体調が安定してきているそうです。ぜひ試してみてくださいね。
産後ママこそ「温活」を!闘病から学んだすぐに実践できる体調管理法 - teniteo[テニテオ]
冷えに悩む女性は多いですよね。特に産後のママはホルモンバランスの変化によって冷えを感じやすいといわれています。今回は難病を患っている私が、主治医に受けたアドバイスを基に行っている食事中心の「温活」をご紹介します。どれも少し意識をするだけで実践できる方法になっていますよ。
産後の敏感肌ストレスを減らそう!布ナプキン
そんな中、産後しばらくは悪露の排出も続きますからナプキンやおりものシートなどのサニタリー用品は手放せないアイテムの一つですが、長時間つけているとムレやかゆみ、かぶれといった不快感に悩むケースも少なくありません。
そこでおすすめしたいのが「布ナプキン」です。「え?自分で作れるの?」と思うママもいるかもしれませんが、以下の記事ではteo'sライターのPomiさんが市販のナプキンを型紙にして布ナプキンを作る方法を紹介してくれていますよ。
Pomiさん自身も2人のお子さんの産後は、市販の使い捨てナプキンでヒリヒリしたり冷えが辛く感じて悩んだそうです。そこで布ナプキンに変えたところ、その快適さのとりこになったそうです。
一見すると、お手入れ方法や外出時の対応が面倒くさいのでは?と思われがちですが、詳しいお手入れ方法や布ナプキン生活をストレスなく続けるためのコツなども紹介してくれているので、敏感肌や冷えに悩んでいるママはぜひ参考にしてみてくださいね。
産後は手作り「布ナプキン」で快適生活を!ママの敏感肌や冷えにも - teniteo[テニテオ]
産後ママの身体はとってもデリケート。そんなときこそ、自分に優しく、快適に過ごしたいですよね。そこでおすすめしたいのが布ナプキンです。聞いたことはあるけど、お手入れ方法が分からないという方も安心してください!今回は布ナプキンの作り方や簡単な洗い方など丁寧にご紹介します。
アロマのパワーを借りてリフレッシュ
もちろんこれは単にホルモンの影響ばかりではなく、産後は24時間赤ちゃん中心に時間が過ぎていき、ママは疲れを感じてもなかなか休めない、リフレッシュしにくい状況とも深く関連しているでしょう。気づけば些細なことでもイライラしやすくなった、いつも気持ちがピリピリして気が休まらない…といったことに思い当たるふしがあるママも多いかもしれませんね。
そんなときには香りの力を借りて気分をリフレッシュしてみませんか?以下の記事ではアロマテラピーの資格( AEAJ認定アロマテラピーインストラクター)を持つteo'sライターのベルガモットさんが、気分が揺らぎやすい産後におすすめのアロマとその楽しみ方を紹介してくれています。
ベルガモットさん自身も、今まで子育て中に感じたイライラやピリピリに対して何度もアロマの力に助けられたそうです。火を使わずに手軽に香りを楽しめるアイデアも紹介されていますよ。
産後ママの不調にアロマで癒しのひととき!香りの力でリフレッシュ - teniteo[テニテオ]
多少の不調があっても、気にせずに忙しく過ごしてしまう産後ママの毎日。授乳中ならなおのこと、気軽に薬やサプリメントに頼るわけにもいきませんよね。そんなときはアロマがおすすめです。よい香りを吸うと、気持ちがスッキリしますよ。今回は、産後ママにも安心なアロマのセルフケアの方法や注意点をご紹介いたします。
アロマワックスバーはロウソクの原料でもある蜜蝋(みつろう)やパラフィンワックスを溶かしてアロマオイルをブレンドし、ドライフラワーやモチーフなどを散りばめて固めたアイテムです。さりげなくほのかに香るので、赤ちゃんやペットのいるおうちでも安心して使えますよ。
香りだけでなく、サイズや形、埋め込むモチーフによって楽しみ方は無限大。香りと見た目にも癒される自分だけのオリジナル作品を作ってみるのも素敵ですね。以下の記事でteo'sライターのPomiさんが作り方を分かりやすく紹介してくれています。
産後疲れを癒す手作りアロマワックスバー!ほのかな香りで親子で笑顔に - teniteo[テニテオ]
赤ちゃんのお世話に追われる産後は、ママもゆっくり休めずに疲れが溜まりがちです。そんなママにおすすめしたいのがアロマキャンドルの一種「アロマワックスバー」です。材料も100均などで揃う上、短時間で作れますよ。火を使わないので赤ちゃんにも安心、ほのかな香りが産後の敏感な身体にも癒しを与えてくれます。
笑えて泣ける!育児マンガはママを癒す
とはいえ、赤ちゃんを預けて気軽に外出したり、お酒を飲んで気分転換したりというのも授乳中には難しいので「短時間でできる気分転換ってないかな?」と思っているママもいるかもしれません。
そんなママに提案したい気分転換方法の一つが「漫画を読む」こと。産後は目が疲れやすくなるケースも多いので、漫画であればそこまで活字が多くなく、気軽に読み流すことができますよ。加えて漫画のジャンルも育児をテーマにしたものを選べば、「そうそう、わかるわかる!」と共感したり、「へぇ~そうなんだ~」と目からウロコの育児知識や悩みへのヒントが得られることも。
以下の記事でも色々なおすすめ作品が紹介されていますので、お気に入りの一冊を見つけるのも楽しいですね。
産後のママにおすすめの漫画!サクッと読めて楽しくなる作品をご紹介 - teniteo[テニテオ]
産後は赤ちゃんの世話で忙しく、家の中にいることが増えますよね。家の中ばかりで飽きてくるとは思いますが、外出して気分転換するのも大変そう…。そんなときにおすすめしたいのがサクッと読める育児漫画です。ここでは、産後ママが漫画を読むときの方法や、おすすめ育児漫画をいくつかご紹介します。
まとめ
私自身、出産するまでは病気らしい病気の経験もない健康体でしたが、産後は様々な不調に悩まされたママの一人です。でも当時は「このくらい我慢しなきゃ。ほかのママだってがんばっているんだし。」と自分の心と体が発する「しんどい」のサインを軽視していた結果、後に通院が必要になる事態に発展し、後悔した経験があります。
子育てはこの先も20年近く続く、長い長い道のりです。だからこそ、今少しでも「しんどいな」と感じているママには、自分の身体の声を聞き逃さずに早めにセルフケアしたり、周りの家族や専門家に頼ることを大切にして欲しいと思います。
この特集が毎日がんばる産後ママに、少しでもお役に立てれば嬉しいです。