ママ同士の会話をスムーズにする方法!コツをつかんで乗り切ろう
公園や幼稚園など、子どもがほかの子と遊ぶようになると、ママ同士の交流もでてきますよね。友だちとは違いママ同士は、同じ年ごろの子どもがいる以外の共通点がないこともあり、上手に会話できずに悩んでしまうこともあります。そこでママ友との会話の注意点や、困ったときの鉄板ネタ、NGな話題などをご紹介します。
ママ友と会話をする上での心得とは
話すと聞くのバランスをうまく取ろう
会話の基本は相手の話を聞くことです。相手の気持ちまで想像して話に耳を傾けると、相手から「自分を理解してくれた」と信頼されるのです。
しかし、聞いているばかりいては、「ひとにばかり話をさせて、自分のことはなにも話さない」と心を閉ざしていると誤解される場合があります。会話において、聞くことと話すことの適切な割合は7:3という考え方もあります。
口数の少ないママとの会話や、頼まれてなにかを教えてあげるときは、自分の話が多くなることもあります。けれども基本的には聞くことを中心にしながら、話すことと上手にバランスを取ることができるとよいですね。
仲よくなるまで深入りした会話はしない
表面的な会話はつまらないと感じるかもしれませんが、お互いが気持ちが通じ合い仲よくなれば、自然と深い話をするようになります。それまで立ち入った話をするのは控えた方がよいでしょう。
たとえば、相手のママから「うちはパパの両親と同居で、食事は義理の母が作るのよね」と話してくるのは、心を開いてくれた証拠です。食事の支度の時間を気にしないママに、こちらから「もしかして、ご両親と同居?」と聞き出すのは、少し急ぎすぎかもしれません。
相手のペースを尊重して、適度な距離感を保つようにしましょう。
共感上手だとママ友の信頼を得られる
共感には2種類あります。一つは、相手に感情移入して同じ気持ちになりきる「情動的共感」、もう一つは、相手の立場に立って、その気持ちや考え方を知的に理解するような「認知的共感」です。
ママ友の信頼を得られ、ぐっと距離が縮まるのは、どちらかというと「情動的共感」かもしれませんね。「そうだよね!わかるよ!」と相手のママと同じ気持ちで悲しんだり怒ったりする方が、相手の抱く気持ちの原因を探り、解決策を提示するよりも嬉しいときがあるのです。
ただし、共感できないことには無理に合わせる必要はありません。「そうなんだね」と聞くだけで大丈夫ですよ。
会話に困ったら使いたい鉄板ネタ三つ
幼稚園の話や地域ネタは盛り上がる
共通の話題なので「プールの日は帰るとすぐお昼寝しちゃうんです」「ダンスのポンポン、子どもたちが作ったそうですよ」と、相手のママもあまり気を使わずに話を返しやすいのです。そこから子育てのことなど、話題が広がることもあります。
「来週、この公園で七夕イベントがあるそうですね」「あそこの歯医者さんは、土日もやっているそうですね」などの地域ネタは、相手に情報を提供できることがあります。また、「◯◯児童館では夕涼み会があるそうですよ」などと、新しい情報をキャッチできるかもしれません。
子育ての悩み相談は共感する会話になる
同じ年ごろの子どもを持つママ同士が話す内容で、これほど尽きない話題はないのではないでしょうか?子育ての悩みだけは、いくら親しくても子どもを育てていない友だちにはわかってもらいにくいですよね。
同じ悩みがあれば「大変だよね。わかるよ~」と、心底共感してくれます。違う悩みでも子育ての悩みという点は同じなので、たいてい親身になってくれるでしょう。
相手のママも悩みを打ち明けてくれて、お互いに育児の大変さをわかち合う仲間になれるとよいですね。
どんなタイプの人とも使えるのはご飯の話
もし料理好きのママがいて、よいレシピを教えてもらえたらありがたいですよね。それを家で作り家族に好評だったことを後日報告すれば、話題もつながりますし、料理好きのママも相手の役に立ったことを嬉しく思うものです。
そうすると今度は、上手な片付け方法やスーパーのお買い得情報など、ママたちが得意分野をシェアし合う楽しい関係を築けることもありますよ。最初はどんなタイプの人も気楽に話せる話題を、気負わずに話しかけるのがコツかもしれませんね。
こんな話はNG!ママ友が離れてしまう会話
人の悪口やうわさ話はしない
相手はその場では合わせてくれるかもしれません。しかし、そこにいない人を悪くいったり、うわさ話したりする行為は軽蔑され信頼を失うのです。「自分も影で悪口をいわれるかも」と警戒するママもいるでしょう。
そして、知らないところで「あの人は悪口ばかりいっているよね」と自分が悪口をいわれて、ママたちから孤立してしまうことがあります。会話を盛り上げたくてつい、人のうわさ話ばかりするのも要注意です。
ほかのママが悪口をいっている場に居合わせた場合も、なるべく理由をつけてその場から離れた方がよいかもしれませんね。