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【第2回】何から始めたらいい?初めての産休・育休後の働き方ガイド

【第2回】何から始めたらいい?初めての産休・育休後の働き方ガイド

職探しの前に決めておこう

自分の働き方をどうするか?

仕事を探す時になにより大事なのは「何のために働くか?」ということ。

経済的な理由なのか、自分がやりたいからなのか、働く理由が明確であれば、何を優先するのかが判断でき、働き方をどうするかに繋がります。ただ、子どもの年齢や状況によって、働くスタンスや優先順位は変化します。1年後、3年後、5年後と子どもが成長し、家庭環境が変わっていくことも含めて、先を少し見越しておきましょう。

今まで経験してきた仕事、自分の興味、価値観、趣味、好きなことから、自分のことを知り、強みを知ることはとても重要です。仕事の選択のヒントになるだけでなく、応募書類の作成、面接の準備にも繋がります。

産前に得たものをリセットするのではなく、今までを振り返って何がしたいか改めて考えてみるきっかけにしてみてください。

子ども・家族のことは?

働くためにはサポートしてくれる環境が不可欠です。

子どもの預け先は、延長保育、祖父母等、住んでいる自治体のサービス、習い事など、どうするかをしっかり決め、突発的な事態が起こった時の対応をどうするかも決めておきましょう。病児・病後時保育、ファミリーサポートなどは事前に利用手続きをしておくと安心です。
園の送迎、家事、育児の分担は、夫婦でどうするかルールを作りましょう。言いづらいこともあるかもしれませんが、コミュニケーションをとりながら、協力してやっていきたいところですね。

最低限自分のことは自分でやるという仕組みやルールがあると、家庭もスムーズにまわります。子どもにも小さい頃から一緒に家事のお手伝いを遊びながらでも関わってもらうことで、いずれ自立にも繋がっていきます。

周りとの関係作りも大切

日頃から周りの人たちとの関係性を作っておくことも大切です。同じママ同士、お互い協力し合える関係を築いておくと、急な時に助け合える場合もあります。

地域の人たちとの関係性も大切です。万一、災害などの緊急時も、子どものみならず家族を見守ってくれる存在となってくれることもあるため、日頃から地域の人たちとの交流もこまめにしておくとよいでしょう。

いろいろな危険があるからこそ、普段から周りの人がどんな人なのか、頼ったりできる人なのか、人となりなど知っておくことも大切です。

何事も早めに準備を

復帰までの期間がギリギリになればなるほど、選べる選択肢も狭くなります。各自治体など様々な場所で、就職相談やセミナーなど無料で参加できるところも多くあります。そうしたところに参加して情報を集めることも大切です。

ママ・ジョブ・あいちの場合、再就職に関する情報だけでなく、産業カウンセラーやキャリアカウンセラーなど、仕事に関する専門のカウンセラーが常駐しているため、働くこと、家庭と仕事の両立のことなど幅広く相談できる所になっています。

それぞれの状況によって、方法や考え方が異なるので、今の仕事を辞めようかな、どうしようかなと思ったら、辞める前に一度、キャリア相談に参加してみください。早ければ早いほど、復職か退職して再就職のどちらがいいかや、復職の際の面談のポイントなど、その人に合わせた話ができる可能性が高いです。

相談やカウンセリングと聞くと大げさですが、仕事に関してモヤモヤした気持ちがあって、という感じでも大丈夫。人に話すことで自分の中でも整理されて、見えてくるものや気づきがありますし、その人の強みや武器も話の中で見えてくることが多いです。

ブランクや両立の不安があるからこそ、自分だけで抱えず、相談したり、自分で情報を集めて知ることがママが働くための一歩へと繋がっていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

希望の働き方をするためには、情報収集と事前準備が大切なことに改めて気がつきました。また各自治体の相談の窓口で、いろんなアドバイスを貰えることも心強いサポートだと感じました。

いろいろな制度やサービスを活用しながら、ママが納得できる働き方が見つけていけるとよいですね。

監修

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働きたいママのための第一歩【全4回】

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