泣く赤ちゃんのストレスを知ろう。ママができる快適な環境づくり
言葉を話せない赤ちゃんは泣くことで、自分にとっての不快を周囲に知らせています。ただ一口に泣くといっても、その理由は痛い・辛い・お腹が空いた・気持ち悪い・苦しい・寂しいなど様々です。泣く赤ちゃんの背景にあるストレスサインをママやパパが知っておけば、我が子とのコミュニケーションもスムーズになりますよ。
赤ちゃんのストレスとはどんな症状?
赤ちゃんの体のストレスに気づこう
おむつが汚れていないか確認し、汚れていればおむつを交換します。おむつ交換のときに、赤ちゃんの肌がかぶれていないかも毎回チェックしてくださいね。おむつは蒸れやすく、赤ちゃんの肌は敏感なのですぐにかぶれてしまいます。かぶれると赤ちゃんのストレスになるので、病院で塗り薬をもらうとよいですよ。
次にお腹が空いていないか確認し、授乳します。ミルクの場合、温度が高くて赤ちゃんがうまく飲めないことがあるので、ママは注意が必要です。また、ミルクがぬる過ぎても飲むのを嫌がる赤ちゃんは多いです。ミルクの温度が適温か、ママが確認して授乳することをおすすめします。
毎日の生活環境のストレスとは
特に冬場は赤ちゃんが風邪を引かないように、赤ちゃんに何枚も服を重ねて着せる、毛布をかけるなど、ママは気をつけますよね。しかし、赤ちゃんの体温は大人より少し高めなので、暑くて泣いていることもあります。
毎日の生活のちょっとした変化でも、赤ちゃんにとってはストレスになるものです。慣れない場所に行った日や、家に友だちが遊びにきた日などは、ストレスを感じて一度泣き始めるとなかなか泣き止まないときもあるでしょう。場所見知りや人見知りは、慣れてくるとなくなっていくので気長に待ってくださいね。
ストレスによって体に出る症状
赤ちゃんの中には、ストレスを感じると夜泣きが激しくなるだけでなく、大好きなミルクも飲まなくなる子もいるようです。赤ちゃんは泣き疲れると少しは眠るでしょうが、ミルクをしっかり飲んでいないとお腹が空いてすぐに起きてしまうため、泣いて寝ての繰り返しでママは大変ですよね。
ほかにも、ストレスでお腹の調子を崩し、便秘や下痢になる赤ちゃんもいます。赤ちゃんは言葉でママに気持ちを伝えることができないので、赤ちゃんの排便の回数などもママが毎日確認してストレスを感じ取りましょう。
赤ちゃんが快適に過ごせるようにしよう
過ごしやすい部屋作りをしよう
部屋の湿度も、赤ちゃんがいる家庭では確認したい項目です。梅雨の時期は湿気でジメジメして赤ちゃんが過ごしにくく、ぐずってしまうこともあります。
冬場は、乾燥して風邪を引きやすい時期です。加湿器を置くのもよいですが、赤ちゃんが触ると危ないので洗濯物を部屋干ししておくことをおすすめします。湿度を保つのはもちろんですが、洗濯物が早く乾くので、洗濯物が多くなる子どもがいる家庭ではありがたいですよね。
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生活リズムを作って守ろう
お風呂の時間、ご飯を食べる時間、夜電気を消して寝る時間など、ママとパパのできる範囲で毎日のリズムを作っていくようにしましょう。毎日同じリズムを繰り返すことで、赤ちゃんの体内時計も成長していきます。きちんと守れなくても、無理なく続けられるよう心がけましょう。
例えば、赤ちゃんが起きていても毎日21:00に寝室に行き、電気を消して布団に入る習慣を作るのもよいですね。最初は寝ない日もありますが、続けると21:00前になると自然と赤ちゃんが眠たくなり、寝かしつけが楽になりますよ。
ママと過ごすゆっくりした時間を作ろう
ママは育児をしながら家事もこなすため、ホッと一息つく時間がない方も多いですよね。ママが気づかないうちにストレスを溜めていってしまうと、ママから笑顔が減って赤ちゃんは不安になります。
家事をすることも大切ですが、たまには家事をお休みする日や時間を取って、赤ちゃんがママを独り占めできる時間を作りましょう。赤ちゃんとママがゆっくり過ごすことは、ママだけではなく赤ちゃんにとっても癒しの時間です。家以外でも、お散歩に行ってのんびりカフェでお茶するのもよいですよね。